Fillmore 総合目次

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The Allman Brothers BandのAt Fillmore Eastについて、
ちょっとした説明とこのホームページのあらまし

 

 
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 今から35年以上も前のこと、レコード店の店先でひときわ貫禄のあるジャケットが目に留まりました。何ともリラックスした感じのモノクロのメンバー写真で構成されたそのジャケットは、子供心にも大人のロックを感じさせるものでした。そしてもちろんその内容は、単なるブルースやロックの枠を超え、当時ペンタトニック・スケールしか弾けなかったギター少年の自分にとっては、何とも目から鱗のフレーズ連発でしびれまくったものでした。
 
 このレコードが発売されたのは1971年、前年は日本万国博覧会で国内は沸き返っていました。いっぽうビートルズが解散、ジャニスやジミヘンが故人となりましたが、当時を振り返ればELPやピンクフロイドなどのプログレッシブ・ロックが台頭したり、ツェッペリンの数々の曲がラジオでかかっていました。しかし自分にはどうにもそういったものと、この「フィルモア」がつながらないのです。このレコードには、ある意味象徴的な70年代の匂いがしません。そのようなものとは別の時間が流れているような気がするのです。
 
 さて、時間は激しく過ぎ去り、ふたたびこのアルバムを手に取ったときには、すでにインターネットの時代、ネットオークションの時代となっていました。LPはとうにCDに置き換わり、改めてLPを購入するには通販のホームページやeBayに代表されるネットオークションに頼るのが最も簡単な手段となっていました。

1・コレクション事始め

 
 まず最初は何と言ってもオリジナル盤を探しました。いわゆる「ピンク盤」と呼ばれるAtcoのSD 2-802です。35年以上前に購入した国内盤の音が気に入らなかったというのではありません。ただ、どうせなら良い音で聴いてみたい、ただそれだけの理由でした。気づいた後は怒濤のごとくそれらを探し求めました。幸いにして超有名盤ゆえ市場には潤沢にありました。こつこつと安いものを集めました(後にとんでもない値段がするものもあることに気づくのですが)。

2・ワールドカップのような各国盤の存在

 
 ピンク盤も当初は中古盤屋巡りや通販を利用して集めていましたが、時代の流れでネット・オークションを多用するようになりました。やがてそれとともに数多くの各国盤が存在することに気づきました。あたかもサッカーのワールドカップを連想させるがごとく、探せば探すほど色々な国の「フィルモア」が出てくるのです。かくして各国盤探しが始まったわけです。

3・様々なフォーマットのFillmore

 
 インターネットの情報は、時としてこちらが必要としないものまでをも含んでいることが多々あります。そして必要でなかったことが必要になってしまいます。そのひとつが様々なフォーマットで世に出た「フィルモア」です。それまでLP2枚組としてしか自分の前に存在しなかった「フィルモア」ですが、さまざまな種類のミュージック・テープという形で当時より世に出ていたことが分かりました。各国盤を集めつつ、もう一方の目は別フォーマットの「フィルモア」に向かって行くのは必然でした。
 

 ▼メインの三つのコーナーでFillmoreをご紹介します

 そこで、この「フィルモア」特集ページでは、大きく以下の三つのコーナーに分けました。ピンク盤のコーナーでは、特にマトリクスから何を読み取れるかに意を注ぎました。各国盤のコーナーではそれぞれのお国柄やどのような思わぬ発見があったのかを取り上げました。最後の各種フォーマットのコーナーではほとんど皆さんの目に触れることのない種類のものから、比較的最近のCD(に準じたもの)まで取り上げました。  
 

↓それでは、以下の三つのコーナーにお進みください。   

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いずれにせよAt Fillmore Eastはここからスタートしました。そして自分自身のFillmoreへの第一歩もここから始まりました。だから他の盤とは思い入れも、また実際の森の深さも違いました。分け入っても、分け入ってもピンク盤の森の中です。

ピンク盤のページへLinkIcon 

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あたかもワールドカップのようにいろいろな国のFillmoreが存在します。アジアの国、北欧の国、南米の国…。もう音質はどうでも良くて、ジャケットはどんな印刷状態か、レーベルは? などと好奇心は尽きないのでした。

各国盤目次へLinkIcon 

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1980年代中盤以降はもちろんCDの時代となりました。でもLPと平行して各種テープ・メディアは販売され、高音質盤ブーム、マルチ・チャンネルブームの時代には常に代表的4chソースとして存在していたのです。

各種フォーマット目次へLinkIcon 

 

 ▼別室も用意しました。こちらも結構濃いですが…

 この「フィルモア」特集ページを製作してくうちに、本編では取り扱いにくい資料(変な意味じゃないですよ)が結構たまってきました。というわけで、本編でくたびれたら、ちょっとこちらで一息ついてもらったりできればなー、なんて考えて新たに三つのコーナーを追加しました。本館に対しての別館みたいなものだとご理解いただければ幸いです。
 

↓それでは、お好きなコーナーにお進みください。   

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ホームページを作っていると、いろいろと素材を集めなければいけませんよね。そうなんです。素材集めをしていたら、けっこう写真の資料ってたまってくるんですよね。でも本編には使えない。そういうのを集めたら、それはそれで面白いんじゃないかと。そんな写真館です。

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感想文を書くだけだったらあまり必要ないのですが、それなりに裏付けをとったり何だかんだして行くと、けっこう本や資料のお世話になります。別にそのために買い集めていたのではないのですが、気がつけばたまっていました。そんなお世話になった資料の紹介です。

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ホームページ開設に際して、Fillmoreに関していくつか自分なりに疑問に思っていたことがありました。そんな疑問について、いろんな人の力をお借りして、少しでも解明できたらいいなあと思っているのですが…。というようなページです。さて、いかがなりますやら。

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