血となり肉となった昭和歌謡が大好きです
昭和歌謡と言えばシングル盤です。ということで…
昭和で言うなら30〜50年代、西暦だと1950〜1970年代が歌謡曲の最盛期ではないでしょうか。ラジオといえばAM、音楽と言えば歌謡曲、テレビではベストテン番組が視聴率を稼ぎ、年末にはレコード大賞に紅白歌合戦。そんな感じの毎日を過ごしていたのは自分だけではなかったはずです。当時の洋楽が精神的背伸びや憧れであったとしたら、歌謡曲は身の丈にあった普段着のような音楽でした。
だからといって歌謡曲をシングル盤で手許に置くということは、お小遣いの少ない子供には難しいことでした。だからたまに親に買ってもらう、お小遣いをためて手に入れる、あるいは親戚の家で聴く、そんないろいろな機会を大切に大切にしていた気がします。そして時間は過ぎ、歌謡曲は懐メロになりJ-POPが街にあふれた今、やっぱり聴きたいのは歌謡曲ということに気づいたわけです。
●懲りずに別室を作りました(2008.05.25)
最初は少しだけのつもりだったのですが、だんだん増えてきてしまいました。Fillmoreよりこっちの方が良いなんて言う声を聞くと、ちょっと複雑な気分です(笑)。ということで、メインのページは今まで通りですが、別室というか色々なコーナーに分けて行きたいと思います。できるだけ分かりやすい構成にして行くためにちょくちょく手を入れて行きますので、どうぞご容赦ください。
The 下半身
ピンナップジャケットはシングル盤の華です。文化です。
CDの現在には絶対にあり得ないもの、それがシングル盤のピンナップジャケットです。中には本当に壁に貼るような仕様になっていたものも少なくありません。しかしここで紹介するのは、そんな中でも女性の魅力溢れるものに着目し、なおかつ下半分、つまり下半身を表示してみました。もちろんクリックすれば全身が見られます。どれだけ下半身だけで歌手を当てることができるかな?!
▼名前が表示されているからすぐ分かっちゃいますね。健康的なおみ足です。
▼ま、何も言うことはないでしょう。誰だって分かりますよね。
▼ちょっとお色気路線ですが、全身が見えるとまた印象が変わります。
▼着衣でもそこはかとなくお色気を感じたり、反対にアリャリャとなる場合もあったりして(笑)。
▼着衣でもここまで着衣だとどうよ。と言う突っ込みもありますが。
▼着衣でなおかつちょっと普通でないポーズをあつめてみました。
▼お色気というよりも、若々しさ・元気はつらつ! といった下半身をまとめてどうぞ!
▼同一人物とは思えない、バラバラな印象を与える一群です。
▼まあね、番外編というか、だからどうなのという感じが見た後でするジャケットです
▼筋肉質です。固そうです。はじけそうとも言いますが…
▼女優さんにも下半身シリーズがあります。女優さんといってもいろいろですが…
▼和服にも下半身シリーズは適用されます。
▼意外な人の意外なミニスカート姿です…
▼いろんな意味で意外な人・意外なポーズ・意外なシュチュエーションです。
▼同一歌手による同一イメージの下半身シリーズです。
▼知らなくたっていいじゃない。マイナーリーグのクリーンナップかな?
▼異国情緒溢れる下半身ジャケットも有ります(かな?)
▼ちょっとひねった和服の下半身シリーズです。
▼種々雑多・ジャンルも雑多の下半身です。お好みはどれ?
癒し系の彼女たち
時々どうしても聴きたくなる彼女たちです。
▼リボンの騎士を歌っていた朝倉理恵さんです。
別にリアルタイムでは、特に好んで聴いていたわけではないのですが、それでもその涼やかな声は耳に残っていました。「さようなら今日は」に関してはサビのメロディがリフレインのように耳の奥底に残っていて、改めて今聴くとなんとも安らかな気持ちになるんです。オリジナルのLPは今やとんでもない値段で取引されているので、こつこつとシングル盤を集めました。おそらくずっと聴き続ける歌声でしょう。
▼いしだあゆみの妹で、なかにし礼の奥さんの石田ゆりさんです。
もちろんデビュー時にはいしだあゆみの妹ということがいつもつきまとっていました。歌声はお姉さんとは正反対で、どちらかというと高音に透明感のある清楚な縮緬ビブラートの歌声は、もう一つの立派な個性でしたが、作曲を手がけた なかにし礼が、これからという矢先にかっさらって行きました。返すがえすも残念です。ああ、残念です。
▼今も昔もおじさんのアイドルであり続ける風吹ジュンさんです。
妙に色っぽいお姉さんだなあというのが、リアルタイムでの印象でした。舌っ足らずのあまり上手はない歌声が、それでも当時のベストテン番組では良く聴かれたものです。歳月は流れて熟年女性の代表みたいな映画に出たり、風邪薬のCMの常連だったり、当時では想像点かないほどに息の長い女優さんになりましたが、個人的には妙に色っぽいお姉さんのままです。歌を聴くというよりジャケットを眺める時間の方が長いです。
▼中村雅俊の奥さんになって早30年。僕らの世代には五十嵐淳子より五十嵐じゅんです。
多分下に挙げたぐらいしかシングル盤は出していないと思うのですが、ベストテン番組に時々は出ていた記憶が有ります。美少女でしたね。歌番組のベスト30歌謡曲で愛川欽也と一緒に司会をしていたとこも記憶に残っていますが、ルックスだけが妙に浮いている感じでした。ほどなくして五十嵐淳子となって女優開眼しましたが、女優になったらなったで、とっとと中村雅俊とできちゃった婚をするし、結婚したらしたで多産だし、でもきれいだから許す。
▼大酒飲みでもなくダイエット本も出す前のシーちゃんです。
育ちの良いお嬢様みたいだったんですよね、デビュー当時は。最初は東海ラジオ(名古屋)でDJとして人気が出ました。後年は大酒飲みであることが分かったりダイエット本を出したりと、若き日の美貌を知るものとしては胸を痛めたものです。それでもシングル盤のジャケットをこうして眺めていると、美しいお姉さんが帰ってきたような気がするのですよ。いつまでも我らがシーちゃんなのです。
▼刑事犬と戯れたりピッチャーだったりしたのに…
一度ならずも二度までもその結婚相手でがっかりさせられました。後藤次利の時は、そりゃ職権乱用ではないかと嘆き、今の旦那に至ってはそりゃないだろうと思ったのは自分だけではないでしょう。 まあそんなわけで、もっぱら愛聴するのは拓郎が作った「東京メルヘン」だけなのですが、フォトジェニックなのでついつい集めてしまいます。
▼八重歯が愛らしかったり、海岸を走る姿に心惹かれたり…
最初は演歌調と言っては何ですが、結構歌謡曲していたんですよ、彼女。ところが一段下・左の「My Pure Lady」(これ彼女のレコードジャケットじゃないんです。尾崎亜美のシングル盤で資生堂のPR用のもののジャケットの内側)でCMに出たあたりから、フォトジェニックというかおしゃれな女性になってしまいました。でも、個人的には上の二段の頃の彼女の曲が好きなんです。ええ、今も聴いてますよ、時々。
男なら演歌だぜ!
全部歌える俺ってどうよ。やっぱり八代亜紀はいいねえ。
いいですねえ、八代亜紀。お酒はぬるめの燗がいいというのは別に八代亜紀の発案ではないでしょうが (阿久悠ですよね)、今時の居酒屋の姉ちゃんは日本酒を頼むとなんとかの一つ覚えのように「熱燗ですね」と念押ししやがる(失礼!)。日本酒と言えば熱燗というような無定見な輩はドブにはまって死んでしまえとは言わないまでも、改めてじっくり八代亜紀の歌声に耳を傾けていただきたいものです。海鳴りが聞こえ、潮風が舞い、イカを炙った香りがするというよな、五官に訴えかけるような歌を今聴くとするならば、八代亜紀を持って他になしと断言したいです。それにジャケット写真をご覧あれ。何ともバタ臭い美人じゃないですか。
でもやっぱりバスガイド然としたデビュー当時から考えると、時代が下れば下るほどジャケットの写真は修正しまくりになりましたねー。そんなことしなくてもあなたは美人なんだから、と言いたくなります。そんなこともあってか(ないか…)近年のジャケットはナチュラルメイクが目立ちます。何だかんだ言って、やっぱり美人です。文句なし。まあ唄には全然関係ないのですけどね。
青江三奈もイメージの人です。夜です、決して朝じゃない。
デビュー当時はその声質故に森進一とセット扱いで、LPなんて二人で両面というシリーズが結構ありました。でもそれがヘレン・メリルにつながると知ったのは、かなり後年でした。八代亜紀は「いい女だねえ」と言いたくなるのですが、どうしてでしょう、青江三奈は「いい人なんだろうなあ」と言いたくなります。
ところで下の「恋岬」がいわゆる青江三奈のイメージでしょう。でもその隣に並ぶジャケットなんて、いい女じゃないですか。それにしても彼女を「演歌」に入れてしまっていいかは、未だ悩んでおります。青江三奈というジャンルのような気もします。
極私的愛好女性歌手たち
B級と言われようが、マイナーと言われようが好きなものは好き。
その理由が歌唱力であったり、あるいはルックスであったり、はたまた個人的な嗜好であったりするわけですが、世の中的にはA級にならずとも私的愛好歌手というものが人それぞれにあるはずです。ですから、どうして、とか、何でとか、そう言う理由は関係なく、極めて個人的に「好きだ」という理由だけで紹介します。
▼山口百恵がスタ誕で歌って有名になりました…牧葉ユミ
▼今や陽水の奥さんですが、何たって「八月の濡れた砂」です。日本が青春だった70年代の傑作です…石川セリ
▼ジャケットごとに顔が変わります。最近のお気に入りです。…夏けい子(夏蛍子)
▼マイナーレーベルの超メジャー、ローヤルレコードの歌姫です。…椿 まみ
▼その可愛い顔とは裏腹に、良く通る低い声が凄く魅力的で大好きでした…小比類巻かほる
▼CMソングやTVドラマの主題歌が多かったですね。伸びやかな声が忘れられません…椎名 恵
▼気が強そうな、Sっ気がありそうな。でもあのハイノートが耳に残って離れません。今どうしてるんだろ?…中原めいこ
▼あんなに小柄でちっちゃいのに、ステージではでかく見えました。めちゃ声でかかった!…大橋純子
▼秋止符は彼女が先、アリスが後…横山みゆき
▼スタ誕出身の割に、大人の魅力たっぷりだったのは、南田洋子でも南野陽子でもなく…南陽子
▼拓郎が作った「ドンファン」はちょっと流行りました…神田広美
▼にっかつロマンポルノでお世話になりました。「ピンク映画の聖子ちゃん」って似てるのは髪型だけでしたが(笑)…寺島まゆみ
▼ミニスカ・ポリス姿が懐かしい…秋ひとみ
▼おはよう子供ショーにも出てました…可愛和美
▼元気にピアノを弾いていましたっけ。途中からテクノ方面に行っちゃった…越美晴
▼8時だよ、全員集合の常連でした。加藤茶とも付き合っていましたね。交通事故で二人の中が発覚するまでは…小山ルミ
お色気路線もいいじゃない♥
昭和歌謡にお色気路線はつきものです。大好き。
やっぱり楽しいですよね、こういうちょっとピンクな写真は。それでもシングル盤のジャケット写真ですから、ほどほどですよね。そんな過激なものはありません。それに何にお色気を感じるかは人それぞれですので、私がお色気を感じるものがあなたにとってそうであるかどうかは、保証の限りでは有りません。そんなわけでどうカンジルかはあなた次第よ。
▼渥美マリは本当に歌がうまいです。 ▼これ、凄いですよ。必聴の一枚。▼これも凄いです。
▼津々井まりのジャケットはどうしてみんな上を向いているのでしょう?
▼後期・津々井まりのジャケットはちょっと雰囲気が… ▼大明神にはお世話になりました…
▼「お魚になった わ・た・し」で人気でしたね。 ▼畑中葉子はこちらが「地」だったのでしょうね、きっと。
▼今はちよっと演出過多ですが、デビュー当時は健康的なお色気満点でした。
▼デビュー盤から色っぽい辺見マリですが、ドアップも色っぽいです。
▼色っぽいというよりも、盛り場の女という感じの緑川アコさんです。
▼お色気の王道、(杉本)エマさんです。
▼健康的といえばこの人。でも早逝世でしたね。合掌…